製品ラインナップ 防錆メカニズム 防錆施工工法 金属のほとんどは自然界の酸化物・硫化物等の鉱石から 還元操作により人為的につくられた物質です。 腐食とはその金属が大気中で自然に帰るイオン化現象です。腐食は経済的損失を伴いますので、防食はその損失を低減する技術といえます。 防錆のメカニズム 鉄は空気や水に触れるとイオン化します。 鉄イオンが大気または水溶液(海水)に溶け出し、残された電子が腐食電流として流れることで錆が進行します。 ○ 錆発生メカニズム ○ 犠牲陽極作用 鉄より先に亜鉛が犠牲となって表面に白さびZn(OH)2を生成させることにより、水酸化鉄Fe(OH)2の生成を防ぐ。白錆は堆積して傷や欠陥部をカバーし、鉄の腐食を遅らせる。 ラストフリーの防錆特性 ラストフリーPに含まれる亜鉛が、亜鉛めっきと同様の犠牲防食作用により 水酸化鉄Zn(OH)2の生成を防ぐ。 また、アルミニウム粉末表面に生成する酸化被膜Al2O3も水分、酸素、塩分などの 腐食要因の侵入を防ぐ働きをすると同時に、亜鉛が過度にイオン化して溶出するの を防ぎ、亜鉛の犠牲防食効果を長期にわたり維持する役割を果たす。